本製品は高齢者社会で益々「環境重視、在宅医療・介護」が求められる時代にあって、「環境に優しく、社会の要求に柔軟に応える機 器・システム」を目指して開発しました。この度は特に「サービス付き高齢者住宅、在宅医療・介護分野」に主眼を置いた製品を発表し ます。在宅医療・介護用途としては「安心できる見守りサービス」を目指し、従来の押しボタン(緊急)による異常通知だけでなく、 離床センサー、ドアセンサーといった行動センシング及び生活されている方の「心拍、血圧、SPO2(血中酸素飽和度)、体重」といっ た基本生体データのリアルタイム取得を無線で行います。いっぽう、生体データに限らずモノ通信には「即応性だけでなく、 機密性(改ざんされない、盗みとられない、なりすまし防止)」も求められます。こうした課題解決に、IPネットワーク(インターネッ ト、LAN)で標準化されているセキュア通信機能を搭載することによって、「即応性と機密性」を両立しました。また、本分野の応用と して、生活者の安否を確認するうえで、生体データだけでなく生活者の行動をリアルタイムに捉える(たとえば、鍵開閉、照明、空調、 人感センサー)などの情報も同時に取得できる機能もオプションとして備えていて、生活者の安否確認としても利用できるしくみとな っています。こうした機能も利用して、トータル的な判断のもと、ご要望に応える(たとえば、安全と安否確認)「生活者にやさしいシ ステム」が構築できます。
 SiP stationは、照明制御、空調制御、不審者侵入検出用センサーを統合化(スマート化)することによって、トータル的に判断する (高付加価値)冗長性も兼ね備えています。今後、家庭にあっては、HEMS時代にはいり、SiP station展開としてBEMS/HEMSに対応 した「エネルギー管理、あるいは温度・湿度など環境データ取得(温熱管理)による快適空間創造」というように各種のモノ通信をベー スにしたシステムを構築していきます。 あたらしいサービス(社会貢献)を目指す市場・社会を創っていきたいと考えます。このような時代要求にこたえるべく生まれた製品、 それがSiP stationです。

*本体価格は10万円前後を想定しています。
*12月20日(木)より受注を開始いたします。
*3年間で5,000台の販売を目指します。
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担当者名 株式会社中日電子 新事業開発本部 加藤

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